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スマート チンクエチェント プロジェクト
年代を問わず多くの人に愛され続けてきたFIAT500ですが、現代の道路事情を考えると、必ずしも愛らしいだけでは済まないことを気付かされます。
そんな中で私たちは、『気を使わずに、誰にでも乗れる地球に優しいFIAT500』
を目指して、製作していきたいと思っています。コンセプトは、

『愛らしいデザインはそのままに、地球とエコを考えた現代メカニズム!』
仕様
□ 車両型式/110 F
□ エンジン/スマート用メルセデスエンジン(ターボ付き)
□ 排気量/598cc
□ ボディーサイズ/長さ3000×幅1490×高さ1380 (mm)
□ 重量/620kg
□ 定員/4人
下記に制作過程にあたっての、詳細を掲載してみましたのでご覧下さい!
MCC『スマート』のエンジンを搭載しました!
そう、このチンクエチェントはセミオートマチックなのです!
(スイッチひとつで普通のオートマにもなるよ!)
簡単に運転できるので、女の人もこの可愛い車でスイスイドライブ出来てしまうのです!
スマートのエンジンはターボ付きなので、結構パワーがあってイイ
感じなのです!
こメーターユニットはスマートの物をそのまま流用し、外側のカバーはイメージを残して専用につくりました!
ターンシグナルやワイパー等のスイッチ類もスマートのまま使用しています。
ターンシグナルやワイパー等のスイッチ類もスマートのまま
使用しています。
ユニットの中身はそれぞれスマートのものを使用しています。
ダクト、ユニット本体はそれぞれABSを使って、チンクに収まるように作成しなおしました!
足元にユニット本体があると邪魔なので、ユニットはフロントフード内に収納してあります。
エアコンダクト
エアコン吹き出し口は、スズキのラパンを使用しました!リング部分をシルバーに塗装。なんともシックで可愛らしく仕上がりました!
エアコンユニット本体
パール入りのイエローとシルバーのツートンで、キリッと可愛いイメージに塗り分けてみました!外からはまったく見えなくなってしまうのですが、まぁまずお洒落は内側から!ということで。
フロントフード内
ポッコリとして可愛いオーバーフェンダー!FRPにて作成いたしました!
現在、やっぱりボディー色に塗り直そうかと検討中です。
スマートは元々のトレッドが広く、スイングアームタイプのフレームの幅から、これ以上狭くする事は出来ず、大袈裟ですがオーバーフェンダーを付ける事になってしまいました。でも、ぷっくりと可愛いからこれはこれでアリかな?と思っていますがいかがでしょう?
↑オーバーフェンダー用の型
レーシングサービスワタナベの協力で、チンク専用ホイールをマグネシウムで製作していただきました!
色々と相談に乗ってくれるワタナベは、本当に頼りになります!
相談する時は是非、『米々沢』さんに相談してみましょう!(笑)
FIAT500を得意とする『RISE』さんから、シュノーケルのデザインの依頼を受けました。
スケッチをベースに3種類のシュノーケルを試作しました!最終的にはスタイル1が選ばれました!
デザインイメージ
BODYの側面のRに合わせた、ネコ耳のイメージの開口部で、全体的に丸みを与えたデザインです。
style-1の試作は、三協ダイカスト(株)の、
ラピッドプロトタイピングシステム(樹脂粉末焼結積層造形機)による3Dモデリングにて、
プロトタイプを製作いたしました。
(左上画像参照)
3Dデータから直接モデリングできるので、手間も少なく、寸法も正確です。
>>>三協ダイカスト(株)のHP
デザインイメージ
ちょっとシャープで軽快なイメージにする為に、エッヂの効いたデザインにしました。
デザインイメージ
最近はジェットエンジン付きと呼ばれています。(笑)
停車中でもエンジンルームを強制空冷する為に、開口部にファンが付いていています!ファンはスイッチを
入れてない時にはキャブレターの吸気に合わせて風車のように回転します!ちょっと驚き!?
これからも続々アップしてゆきますので、お楽しみに〜!
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プロダクトデザイン(工業デザイン)事務所 サイドデザインオフィス/スマート チンクエチェント